朝起きると身体がだるい。
かなり疲れてるね。
この日も一日、洗濯とお掃除。
お昼過ぎに8年前にティオマンでオープンウォーターライセンスを取ったリカちゃんが遊びに来ました。
夜はアイコとリカちゃんと3人でナズリー2で夕食。
オイラも10年ティオマンでダイビング教えていて、色々な生徒を教えていますが、彼女はかなりのインパクトがあって、忘れたくても、忘れられない生徒の一人です。
たくさんのエピソードの持ち主ですが、その一端を・・・・
8年前、オープンウォータ講習が無事に修了した日(このコースもかなり大変なものでした(笑))、みんなで夕食を食べてオイラは寝てました。
熟睡していると、誰かが玄関のドアを叩いて「あきさ~ん、あきさ~ん」っと、おいらを起こします。
時計は確か、早朝4時ごろだったと記憶してます。
何事かと思い、ドアを開けると、リカちゃんが
「私の飛行機飛んじゃうんですけど」
っと、かなり焦った感じでおりまして、オイラもわけ分からず
「飛行機が飛んじゃう?????」
「そうなんです、あと2時間で飛んじゃうんです・・・」
友達何人かで来てたのですが、リカちゃんだけ事情があって、先に一人で帰る予定だったのです。
一緒に来ていた友人のケンちゃん(ちなみに彼女は女の子ですが、あだ名がケンイチです(笑))が見かねて、事情を説明してくれました。
シンガポール発の日本へ帰る便が早朝便だったため、日付を勘違いしていたそうです。
「アキさん、航空会社に電話して下さい」っと、涙目のリカちゃん。
こんな時間にオフィスの電話が通じるとも思えませんでしたが、とりあえず旅行代理店からもらっていた航空会社のシンガポールオフィスに電話してみましたが、つながりませんでした。
「朝7時半にフェリーが出るから、それでシンガポールまで行って、事情を話して何とかするしかないよ。FIXチケットだから、新しく買わなくちゃいけないかもしれないけど、もしかしたら少し安くしてもらえるかもしれないし。どうしても急いでいるなら、ほかの航空会社の空席待ちすれば、今日の夕方の便で日本に帰れるよ。」
なんてことを話したと思います。
それからもう少し寝てお店に行くと(当時はB&J)、朝9時頃、まだリカちゃんがいます。
「あれ?どうしたの????」
「どうせなら予定していた航空会社で帰るので、朝一で出ると時間がもったいないので、夜の便で帰ります。」
「えっ?その便が満席だったらどうするの??」
「・・・・・」
そんなやり取りだったと思います。
しかし彼女はその後スノーケルを楽しみ、お昼の便でティオマンを発ったのでした。
「ケンちゃん、リカちゃん大丈夫かなぁ~?」
「さぁ~?」
「あの後大丈夫だったの?」
ナズリー2で食事をしながらリカちゃんに聞くと、翌日にちゃんと最初の予定の(!?)飛行機で日本に帰ったそうです。クアラルンプールから・・・。
「クアラルンプールっとな??」
「あの後、メルシンに出てからジョホールバル行きのバスもシンガポール行きのバスもなかったのでタクシーつかまえたんですよ。」
「ほんで?」
「そうしたらジョホールバルまでって言ったのに、クアラルンプールまで勝手に連れて行かれて、仕方ないからクアラルンプールからチャンスパッセンジャーで何とかチケットが取れたので、直接日本に帰りました。」
って、まぢかよ??KLからはリカちゃんの航空会社は飛んでないからチケットも高かったと思うんだけど・・・・。
そんな後日談があったとは。。。。
まぁ~、犯罪やら事故に巻き込まれなくって良かったね。
レストランで食事した後、家のベランダで3人でマッタリとビール。
8年ぶりでございますかぁ~。
懐かしいですねぇ~。
ここでは書ききれないけど、色々なエピソードも思い出しましたし。
また遊びに来て下さいね。
今度は8年もあけずにさ。
By AKI